イヤなこととの向き合い方│幼児の子育ての悩みと大人の苦手克服の共通点
「時短料理」を土台から整えて、働くママのゆとりを叶える、『すまーときっちん』の時短アドバイザー佐藤智実です。
皆さんは逃げたくなるような「イヤ」や「苦手」と、どのように向き合いますか?
イヤなこととの向き合い方│幼児の子育ての悩みと大人の苦手克服の共通点
1ヶ月前、年中の次女が、幼稚園の発表会でピノキオの役をやることになりました。
『カワイイ格好がしたかったのに、私だけズボンなんてイヤ!』
『長い鼻を笑われたから、イヤだ!』
そうだよね。
自分の幼児期にも、身に覚えがあったため説得はせず、じっくり何度も何度も向き合ってきました。
可愛いピノキオの画像を一緒に探して、「こんな風になりたいね」とイメージトレーニングしたり、先生のご協力もあって、段々と楽しそうにピノキオの話しをしてくれるように。
それでも発表会の直前まで、衣装や鼻以外にも、
『大きな声でセリフを言うのも恥ずかしい、イヤだ!もう幼稚園行きたくない』
と山あり谷ありの1ヶ月で、発表会当日、会場で引き渡すまで、ボイコットしないかヒヤヒヤの連続でした。
でも当日。
そんな不安をよそに、誰よりも大きな声で、堂々とピノキオを演じ切りました。
『ピノキオ、楽しかったよ。もっとやりたいな』
これが演技後の娘のセリフでした。
- イヤだ
- 苦手だ
- 逃げたい
そんな気持ちを乗り越えて、
- 自信
- 楽しさ
までたどり着けた、わずか5歳の娘の姿が逞しく見えて、しばらく涙が止まりませんでした。
大人になって人生の選択肢が増えても、好きなことばかりというわけにはいかず、
イヤなこと・苦手なこととも向き合わなくてはいけないこともたくさんありますよね。
でも、娘のように向き合い続ければ、少しずつ自分のモノになって少しずつ好きになるのカモしれません。
自分のことを振り返っても、苦手なメカ系も、ほんの1センチくらいは好きになれてきた(ような気がします)笑
でも、好きになるまで向き合い続けることは、正直しんどいです。
いつだって、途中で諦めたくなる弱い自分が顔を出します。
だから私はいつも伴走者をつけます。
今回の娘にとっては、
先生方と、私たち家族。
私にとっては
メカに詳しい信頼できるプロ。
逆に私が伴走者になれる
『時短』『料理』では、
同じくじっくりと
サポートすることにやりがいを感じます。
そのくらい
【イヤなこと】が
【自分のもの】になって、
次に
【ちょっと好き】から
【好き・自信】に変わるのは
大変なことだから。
1人では乗り越えられない
【イヤなこと】も
誰かの力を借りて
逃げずに向き合えば、
少しずつ好きになれるのかな、と娘から大きな勇気をもらいました。
何度も何度も壁にぶつかりながらも、弱音を吐きながらも、自分の力で乗り越えてきた姿を間近でみて、年齢を超えて生きる強さを教えてもらいました。
「イヤ」「苦手」を乗り越えるのは大変ですが、乗り越えた先にしか見えない景色を、子どもたちやお客様たちと見ていきたいと、あらためて感じています。
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