家事と育児をラクに両立できる「料理時短術7選」

忙しいワーママの夕飯づくりが劇的にラクになる2つのコツ

なぜ夕飯づくりが一番の負担になるのか?

夕方、仕事から帰宅して「さぁ夕飯づくり」と思っても、子どもが泣いたり、宿題を見てと言われたり…。そんな中、冷蔵庫を開けて「何作ろう」と考えるのは、心にも体にも重い負担ですよね。

実は、料理そのものよりも「献立を考える」「冷蔵庫を確認する」「材料を切る」という準備工程に最も時間とエネルギーがかかっています。「毎日ゼロから」がんばることが、夕飯の辛さの大きな原因なんです。

特に、家族の好みやアレルギー、健康への気配りを求められるワーママにとっては、“誰かのため”ばかりが先行し、自分の気持ちは後回しになりがち。だからこそ、夕飯づくりを「考えなくてもまわる仕組み」に変えると劇的になれますよ。

この記事では、家事と育児をラクに両立できる「料理時短術7選」をご紹介します。

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プロフィール ごあいさつ こんにちは。15分で夕飯完成!働くママの徹底時短サポート「時短アドバイザー」の佐藤智実です。 これまでに、育休ママ・ワーママを中心に、のべ2000名様以...

忙しい夕方の時間をどう味方につけるか

「夕方は“作るだけ”にする」。この状態を作れたら、どれほど気持ちがラクになるでしょうか。
そのためには、「考える・選ぶ・下ごしらえする」作業を夕方以外に済ませておくのが鉄則です。具体的には、週末に献立の軸を決めて、食材をカットしたり、下味冷凍をしておきます。
さらに、「水曜は帰宅が遅いからこのメニュー」「金曜は疲れているから麺にしよう」など、自分や家族の予定に合わせて“簡単に作れる日”をあらかじめ決めておくのも効果的です。
夕方は“仕上げだけ”で済む状態にしておく。これが、子どもとの会話や自分の時間を守る第一歩です。

ワーママの夕飯が15分で完成する3つの「まとめ下ごしらえ」術

① 日持ちする下処理で食材をムダにしない

「下ごしらえ=面倒」と感じるかもしれませんが、実はここが“時短の土台”になります。
ただ切るだけでは、翌日には野菜が変色してしまうこともありますよね。
そこで、塩もみや軽くゆでるなどの下処理を加えることで、3~4日しっかり日持ちさせることができます。
肉や魚は下味をつけて冷凍すれば、鮮度を保ちながら調理の手間を減らせます。これだけで「帰宅後は加熱だけ」で夕飯が完成し、心理的ハードルもグッと下がります。

② ひとつの下ごしらえで色々な料理に展開できる

下ごしらえをしておくと便利なのは、1つの準備でいくつもの料理に使い回せるからです。
たとえば、「キャベツの下ごしらえ」から、和え物・汁物・サラダ・炒め物など、バリエーション豊かにアレンジ可能。
「これがあれば何にでも使える」という安心感があると、冷蔵庫を開けたときに献立がパッと浮かび、悩む時間がぐっと減ります。

③ 無理なく30分でできるから続けられる

週末の下ごしらえは、たった30分でOKです。すべてを完璧に準備する必要はなく、「やれる分だけ」で大丈夫。
冷凍野菜やツナ缶など、切らずに使える食材を組み合わせれば、さらにスピードアップ。
これなら、子どもがぐずっても調理が止まらず、片づけも最小限に。家全体が穏やかな雰囲気に保てます。

食材管理のストレスを減らす3つの冷蔵庫整理術

① 使用頻度別にグループ化して迷子をなくす

「あると思ってたのに無かった」「同じものをまた買ってしまった」——これらは冷蔵庫の中が管理しづらい配置になっていることが原因です。
そこでおすすめなのが、使用頻度が高いものを目につく位置にまとめるグループ収納。
たとえば、パンを食べるとき用のジャムやマーガリンを1つのトレイにまとめておけば、そのままテーブルに運べて楽ちん。家族も場所がすぐわかるので、「ママしか分からない冷蔵庫」から解放され、探すストレスがなくなります。

② 収納グッズは厳選して目的を決めて使う

100円ショップの透明トレイやケースは、“見える化”に効果的ですが、入れすぎると冷蔵庫の余白がなくなり、逆に取り出しづらくなることも。
本当に必要なグループだけに絞って使うのがポイントです。
「このトレイは朝食セット用」「このケースはお弁当グッズ用」と、目的をはっきりさせて活用すれば、無駄が出ず、動きもスムーズになります。

③ 週1回の“リセット日”で回る冷蔵庫に

どんなに整えても、冷蔵庫は日々使うもの。大切なのは、「使い切ってから買い足す」サイクルを回すことです。
週1回だけ残り食材を確認し、余りを使い切ってから買い物に行く習慣をつけましょう。
こうすれば、食材が循環して常に新鮮な状態を保てる“回る冷蔵庫”になり、食材管理のストレスがぐっと減ります。

洗い物を劇的に減らす3つのキッチン時短テク

① まとめ下ごしらえで“切る作業”を減らす

洗い物の大半は、包丁やまな板を使うことから発生します。
週末のうちに野菜を下処理したり、肉や魚に味をつけて冷凍しておけば、平日の夕方はほとんど切らずに調理が進みます。
「そもそも包丁を出さなくていい」状態を作っておくことが、一番の時短&洗い物削減のコツです。

② 調理の順番を工夫して同じ道具を使い回す

どうしても包丁やまな板を使う場合は、生で食べられるもの→加熱する野菜→肉や魚の順に切るだけで、洗い直す回数を減らせます。
同じ道具をまとめて使えば、手間も水道代も減り、後片づけがずっとラクになります。

③ キッチンの回転率を上げて洗い物をためない

料理を始める前に、水切りかごやシンクを空にしておくと、使った器具をすぐ洗って戻せるので、洗い物が山積みになりません。
また、週末に野菜をまとめて3種類ほど茹でておくと、平日は鍋やざるを毎日洗わずに済み、大きな洗い物がぐっと減ります。
道具は必要最低限にし、出したものをその場で片付けられる動線を作るだけで、洗い物のストレスがさらに減ります。

家族の好き嫌いも対応できる3つの献立リスト術

① 「メニューリスト」で迷わず決められる

毎日の夕飯を考える時間、実はとても大きな負担になっています。そこで役立つのが「メニューリスト」です。
よく作る料理や家族に人気の定番メニューをあらかじめ書き出しておくことで、「今日はこれにしよう」とすぐ決められるようになります。
選択肢を広く持ちながらも、考える手間がほとんどなくなるのがポイント。家族の好き嫌いやアレルギー、苦手な食材もメモしておけば、悩まず決められて失敗も減ります。

② 「買い物リスト」で買い忘れゼロへ

献立と連動して、買い物リストを作ると一石二鳥です。週末にざっくり1週間分を見通し、必要な食材を書き出すだけで、無駄な買い物や買い忘れを防げます。
スマホのメモアプリや、冷蔵庫に貼ったホワイトボードなど、家族と共有しやすい形にしておくと、協力も得られやすくなります。食材を無駄なく使い切ることで、節約にもつながります。

③ 「レシピリスト」で自分だけの強い味方を持つ

SNSやネットで見かけた「簡単そう!」「おいしそう!」なレシピを、その場で終わらせず、“使える形”でまとめておきましょう。
特に、15分以内・子どもウケが良かった料理を記録しておくと、未来の自分を何度も助けてくれます。紙のノートでも、スマホのフォルダでもOK。迷ったときの「頼れる引き出し」があるだけで、気持ちにゆとりが生まれます。

忙しくても笑顔でいられるママになる3つの考え方

① まずは自分をゆるめる習慣

「今日も完璧にこなせなかった…」と自分を責めてしまうこと、ありませんか?でも、家族が本当に望んでいるのは、疲れ果てたママではなく、笑顔のママです。
完璧を目指すのではなく、「今日はこれだけできた」でいい。自分を少しゆるめることが、家庭の空気を整える第一歩になります。

② 頼ることをためらわない

家事も育児も、すべて自分一人で抱えこむ必要はありません。パートナーや子どもに「お願い」する力も、立派な家事力です。
とくに夫婦間で「言わなくても察して」はNG。冷蔵庫の管理、洗い物、ゴミ出しなど、1つずつ役割分担していくだけで、ママの心と時間にゆとりが生まれます。

③ 笑顔でいられる人の共通点

自分の時間を少しでも持てている人ほど、家族にもやさしくできる——これは多くのワーママに共通する実感です。
毎日の「作らなきゃ」を「今日はもう準備できてる」に変える仕組みを持つことで、時間だけでなく心のゆとりも育ちます。そしてその笑顔は、子どもや夫にも伝わります。

まとめ:食事がラクになると、家族も自分も変わる

忙しい毎日でも、夕飯づくりに追われずに済む仕組みがあれば、自分時間が生まれ、子どもとも穏やかに向き合えます。
「時短=手抜き」ではありません。「時短=暮らしをラクにする知恵」です。
未来のあなたの笑顔を、今の選択がつくっていきます。今日ご紹介した方法の中から、できそうなことをぜひ試してみてくださいね。

夕飯15分で3品!一生モノの時短力を身につける
時短アドバイザーの佐藤智実でした。

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