子どものお手伝いにイライラしない!親子で楽しくクッキングできる4つのコツ
料理苦手な育休中ママも「仕事と家事の両立」がラクにできる!
子連れ時短料理教室『すまーときっちん』時短アドバイザーの佐藤智実です。
子どもの「お手伝いしたい!」の好奇心に応えて、一緒にクッキングを楽しみたい。
けれど、散らかったり、思い通りに動いてくれなかったり、挙げ句の果てには兄弟喧嘩を始めたり・・
こんなことならクッキングなんてやらせなければ良かった!
そんな残念な気持ちになってしまうことはありませんか?
今回は、2人娘のお手伝いにイライラした過去もある料理教室講師の目線から、親子でクッキングを楽しむために押さえておきたい、4つのコツをご紹介します。
子どものお手伝いにイライラしない!親子で楽しくクッキングできる4つのコツ
1)作り慣れたレシピ
まず、ママ自身が段取りを把握していて気持ちに余裕がないと、イライラしてしまいがちですよね。
その点、作り慣れたレシピなら、心のゆとりを大きく持てますね。
初めてのレシピの場合でも、工程を頭の中でしっかりイメージしてからスタートすると、余裕を持って一緒に楽しめるかと思います。
2)先に流れ・ポイントを伝える
幼稚園や保育園の先生方は、何かに取り組む前の説明がとても上手だと感心します。
家庭でも
- 今日はこれを作るよ
- こんな材料を使うよ
- こんな順番で進めるよ
- これは危ないから大人がやるよ
- この作業にはこんな意味があるよ
落ち着いて、きちんと伝えてから始めると、子どもの
「自分でやりたい!」の気持ちが先走ることなく、スムーズに進みます。
目の前に好奇心の対象があったら、大人でも話半分で早く触りたくなってしまうものですよね。
あらかじめて手順やコツを伝えておくことで、小さな子どもでも、大人の想像以上にきちんと行動できるようになり、驚かされます。
3)分担を決める
兄弟がいる場合、年齢によって出来るお手伝いのレベルは違うかと思います。
②のコツの中で、上の子、下の子それぞれの分担をハッキリ伝えておきます。
例えば我が家なら
⚫︎(当時)9歳の長女
→チョコのカット、湯煎、メレンゲ作り
⚫︎(当時)5歳の次女
→卵黄と砂糖混ぜ、くるみトッピング
これで下の子が
「私(僕)もやりたい!ズルイ!」
とグスって困る機会をグッと減らせます。
また、事前に分担が決まっていることで、楽しむだけではなく
『これは私(僕)がやるんだ!』
と責任感を持つことにもつながっているように感じます。
4)掃除の負担を減らす
- 混ぜる
- こねる
- 切る など
子どものクッキングは、床やテーブルが汚れる機会に溢れていますよね。
我が家では、子どものクッキングの前に、先手必勝で新聞紙を敷くようにしています。
どんなにこぼしても、クルクル丸めて捨てるだけ。
たったこれだけの工夫で、イライラの原因を先取りで撲滅できます。
まとめ
1)作り慣れたレシピ
2)先に流れ・ポイントを伝える
3)分担を決める
4)掃除の負担を減らす
イライラせずに子どもとクッキングを楽しむ4つのコツをお伝えしましたが、いかがでしたか?
この時は、我が家の人気者の主人(パパ)へバレンタインのガトーショコラを作りました。
私自身、これまでに子どもにお手伝いをさせては、何度も残念な想いをしてきましたが、この4つの工夫のおかげで、子どもたちと一緒に笑顔いっぱいの楽しい時間を過ごすことができました。
子どもの成長や楽しみのために
「お手伝いしたい!」のリクエストに応えてあげたい
というママさんは多いと思いますが、忙しい中で闇雲にスタートすると、お互いにイライラして、かえって逆効果になりかねません。
ご紹介したような段取りをすることで、最後までクッキングを楽しめて、親子の絆が深まったり、お子さんに食の楽しさを伝える機会になるといいですね。
「日々の食事作りに追われて、子どもにお手伝いさせてあげられる余裕がない・・・」
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