本当に捨てていいの?モヤモヤを解決してくれた「手入れする」という選択

毎日使うモノを更新して、ピカピカの道具で生活したい。

そんな想いは誰しも、お持ちかと思います。

私もその1人で、古くなってきた家具・寝具を捨てて、新調しようと考えていました。

けれど、心がモヤモヤして踏み切れないまま、1年以上が経ってしまいました。

そんなモヤモヤを解決してくれたのが「手入れする」という選択でした。

本当に捨てていいの?モヤモヤを解決してくれた「手入れする」という選択

今回、新しくしたいと思っていたものは2つ。

1つ目はテレビ台です。

テレビ台

こちらは新婚の時に購入した10年モノ。

娘たちが、この台につかまり立ちをしながら、「いないいないばぁ」や「ノンタン」などを、かじりついて見ていた、愛らしい後ろ姿の想い出も、たくさん詰まっています。

けれど、子どもたちがつかまるうちに、テレビ台のキズも大きくなり、

毎日目に触れるのもイヤだなぁ、、と我慢していました。

直し方がわからずに、困っていましたが、知り合いの方が、「簡単にできるリメイクシート」の存在をご紹介してくださり、自分で手入れすることに。

なんと!

20分ほどであっという間にピカピカに変身しました。

しかも、貼り直しも可能なので、全く難しくなく、ド素人の私1人でもラクラクできて、感動しました。

(詳しく知りたい!というお声があれば、近々記事でご紹介したいと思います)

布団

2つ目に見直したモノは、布団です。

我が家は今時珍しい、綿の布団を使っていますが、つぶれてきたので、新調を考えて、布団をあれこれ比較してきました。

しかし、やっぱり私にとっては綿の布団が心地よく、今持っているモノを、長く大切に使いたいという気持ちに気付き、打ち直しに出すことに。

打ち直しをしたら、こんなにフワフワに!

(左が打ち直し後・右は打ち直し前)

テレビ台も、布団も、新品同様の美しい姿を見たことは、もちろん嬉しかったです。

けれど、それ以上に

暮らしを支えてくれるモノを、大切に、長く使えることへの

「清々しさ」

で心がいっぱいになっていました。

これまで家中の要らないモノを捨ててきた時、それほど抵抗はありませんでした。

それは、

「私にとって必要ない」

「私には使いこなせない」

「誰かにもっと役立てて欲しい」

そう思えたからでした。

けれど、今回のテレビ台や布団は、どうしても手放すことができなかった。

そのモヤモヤの正体は

「手入れをすれば、まだまだ使える、使いたい大切なモノだったから」

だと、はっきりとわかったのです。

そして同時に、恥ずかしくもなりました。

今あるモノを、本当に大切にし切れているのかな、と。

丁寧な暮らしが理想と思いつつも、まだまだ自分(人間)中心で、モノをぞんざいに扱っているのではないか、と。

ドキリとした一件でもありました。

  • 手入れの方法がわからない
  • 手入れするのが面倒

今振り返ると、そうやって先送りにしてきてしまったようにも思いますが、今回感じた清々しさは、モノとの関わり方に、新しい風を吹き込んでくれたように感じています。

本当に大切なモノには、

きちんと手をかける

そんな真摯な生き方は、これからの時代に、本当の心の豊かさを運んでくれる気がしました。

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時短アドバイザー 佐藤智実