あなたが心地よいと感じる「場」はどんなところですか?

あなたが心地よいと感じる「場」はどんなところですか?

集う人たちが、場を作り出し

その場が、人を作ってくれる

あらためてそれを実感した出来事がありました。

この春から、娘たちと「茶道教室」に通い始めました。

落ち着きのない、雌ライオンのようなおてんば盛りの娘たち。笑

「果たして大丈夫だろうか?」

と毎回不安と隣り合わせですが、

なぜかお稽古の空間に入ると、別人のように背筋が伸びたりして、

「あらっ?」と親も驚くほど。

今日のお稽古でも、年長の次女が、開始早々にグズりかけて、帰ろうかと諦めかけ。。

でも、スイッチが入ると、正座してお茶を楽しみ始め、お道具の持ち方も、なかなかのもの。

また、長女には、初稽古の帰り道に、こんな質問を。

「お稽古してみて、どうだった?○○ちゃんが心に残ってること、3つ教えて欲しいな。」

すると

「1位はね!お姉さんたちや、先生たちが礼儀正しくて素敵だったから。私もあんな風になりたいと思った!」

というセリフが。

私に似て食いしん坊なので、てっきり

「お菓子がおいしかった!」

で終わるかと思っていたので、驚きました。

(これは3位でした。笑)

まだ数回ほどの茶道教室ですが、その凛とした空気に触れるたびに、娘たちが目に見えない何かを吸収していくのがわかります。

そして何より、その空気に触れることが、心地よく、無意識ながらも

「成長できている自分が好き」

と感じているようです。

私自身、大学時代から20年ほど、華道教室に通ってきました。

お花を上手く生けられること以上に、先生や先輩方が作ってくださる、凛とした清々しい空気に触れられることが、何よりの愉しみでした。

背筋が伸びて、心が整って、神聖な気持ちになれること。

集う人たちが、場を作り

その場が、人を作ってくれる

「道」や「お稽古」の一番の魅力だと感じています。

私が講師としてご提供しているのは、「お稽古」ではなく「講座」ですが、

「集う人が、場を作る」

という意味では同じかなと思っています。

お客様たちから、よくこんな言葉をいただきます。

「ともみん先生の講座には、いつも素敵な方が参加されていて、毎回たくさん刺激をいただくんです!皆さんのお話や考え方を聞くのも楽しみで。」

ありがたいことに、向上心のある、魅力的な女性が、毎回集まってくださいます。

「学びたい!成長したい!」

というエネルギーは、自分だけでなく、その場にいる人たちすべてに、気持ちのいいパワーを放っているんだろうなと思います。

あなたにとって

「ここに行くと気持ちいいな、好きだな」

という場はありますか?

きっとその場の人たちが出している、波長やパワーと、合っているのでしょうね。

今回記事を書きながら振り返ったことで、

普段から、心地よい場に身を置いて、パワーを充電して、

講座・レッスンでは、皆さんと一緒にますます充実した時間を作っていきたい!と心新たになりました。

「ともみん先生のレッスンに行くのが楽しみで!」

そう感じていただけるように。

私も皆さんとお逢いできる日を、楽しみにしています。

時短アドバイザー 佐藤智実