「時短したい」に潜む罠 時短器具・調理家電・グッズ、本当に時短になる?失敗しないチェックポイント

キッチンの時短アドバイザー「すまーときっちん」の佐藤智実です。

 

「時短調理家電」「時短グッズ】「時短テクニック」

 

世の中にこんなにあるんだ!

というほど便利なモノや情報が溢れていますよね。

 

これを読んでいる皆さんも、きっとあれこれ試して来られたかと思いますが、一体それでどのくらいの時短ができましたか?

 

中には、自分にドンピシャですっかり暮らしに馴染んでいるという「当たり」もあるかと思いますが、一見良さそうなのに「続けていないコト」もありませんか?

 

それは、なぜなのでしょうか?

 

本当に快適に時短できているなら、きっと

今も続けたい!

続けている!

はず。

ですよね。

 

そうならないところに今回のテーマの

「時短の罠」

が潜んでいます。

 

【罠】なんて言うとちょっと怖いですが、

本当に怖いことだと思っています。

 

だって、

時短のつもりでやっていることが、かえって

時間をたくさん使い

エネルギーをたくさん使い

疲れてしまうことだってあるからです。

 

その罠の正体とは?

ズバリ

「トータルでは時短になっていない」

ということなのです。

 

 

トータルで時短になっていないとは?

例えば、

「ごぼうを剥くためのイボイボがついたゴム手袋」

例にとりましょう。

 

この手袋をはめて

ごぼうを撫でると

皮がポロポロ剥けます。

 

包丁でやるより、

少し速くできます。

15秒

で剥けるとしましょう。

 

この

「メインの作業」

だけなら

まさに

【時短】になります。

 

ここからは、

このグッズを収納し終わるまでを

観察してみましょう。

 

①ごぼうの皮がついた手袋をキレイに洗い、水気を切る

②手袋を干す

③乾いたことを確認して、定位置にしまう

 

さて、このゴールまで辿り着くまでに

あなたの時間は、何分とられるでしょうか?

 

乾かしている時間を除いても

少なくとも

2分はかかりそうです。

 

また、それ以上に

スペースの問題もあります。

 

●乾かすスペース

●収納するスペース

 

毎日剥くわけでもない

「ごぼう」のためだけに、

 

あなたは大切な

キッチンのスペースを割いています。

 

一方、

どのご家庭にもある

「包丁」で皮を剥いた場合はどうでしょうか?

 

ブツブツ手袋なら

15秒で剥けましたが、

包丁が苦手な方なら

1分かかるかもしれません。

 

それでも、

節約できる時間は

1分ー15秒=45秒

「たったの45秒」です。

 

45秒を時短するために

あなたは

ごぼう専用の手袋を買い、

スペースを確保して

出し入れ・管理をしています。

 

しかも

手袋は使うたびに

洗う、干す、しまう

に2分の時間をかけています。

 

●手袋の場合に必要な時間

15秒+2分=2分15秒

 

●包丁の場合に必要な時間

1分

 

包丁の方が、1/2以下の時間で完了していますね。

 

これで、

本当に時短になっているでしょうか?

 

 

全然時短じゃない!!

とお気付きいただけましたか?

 

 

この例え話で、

「ごぼう専用手袋は要らない」

とお伝えしたいわけではありません。

 

一見便利に思えるグッズでも、

●洗う時間

●乾かす手間

●出し入れの労力

●管理するスペースの確保

など、

 

あなたのエネルギーと時間を

たくさん注ぎ込むことで

 

やっと

「便利グッズとして使える」

状態にできている

ということなのです。

 

 

「グッズを使っている時間だけ」を見ていると

見落としてしまい、

 

「あれ?なんか、全然時短できてない・・」

という罠にハマってしまいます。

 

 

これは

今流行りの

「時短調理家電」

「時短テクニック」

を取り入れる時に、

よくよく考えておく必要がある

とても大切な視点です。

 

 

時短グッズは、あなたの大切な時間を増やすために、工夫して開発されています。

それ自体が悪いモノではありません。

 

ただ、

一番大切なことを見失わないようにしましょう。

 

目先の

「時短できそう!」

に惑わされてはいけません。

 

そのグッズ・やり方を取り入れた時、

今のやり方と比べて

トータルで本当にラクになるのか?

 

こちらのチェックリストに当てはめて

イメージしてみてください。

 

本当に時短できる?【チェックリスト】

新しく取り入れようとしている「時短グッズ」「時短の技」をひとつ、具体的に思い浮かべてください。

できれば紙やスマホのメモに書き出してみると、じっくり比較できるのでおすすめです。

 

  1. それを何年も快適に使い続けられるか?
  2. 出し入れは不便じゃないか?
  3. 収納・置き場はどこにするか?
  4. お手入れにかかる時間と手間はどのくらいか?
  5. 今のやり方と比べて、①〜④トータルでどのくらいラク&時短になるか?

 

 

こちらのチェックリストをやってみて

それでも

「やっぱりコレは時短になる!我が家に必要!」

と思えるモノ・やり方なら、

きっとあなたにとって素晴らしい選択なのだと思います。

 

私は時短アドバイザーとして

900名以上のママたちのお話を聞きながら

この「時短の罠」の怖さを痛感してきました。

 

そして

この罠にはまってしまう方ほど、

キッチンにモノがあふれて

お料理がスムーズに進まない

とお悩みであることが多いのです。

 

 

キッチンの時短講座の中で、

●時短レシピ

●時短術

もお伝えしていますが、

 

手軽でインスタントな時短は

即効性はある反面、

持続性はありません。

 

毎日、自分は何もがんばらないのに

勝手に時短できることこそ

最強の時短になります。

 

あなたのキッチンの時間泥棒チェック

「時短の罠」にハマりそうになったら、

あなたの一番の弱点から克服していくのがオススメです。

 

この4つの中で、あなたが一番苦手な部分はどこですか?

  1. キッチンのスッキリ化
    探し物ばかりで時間のムダ
  2. ムダのない買物習慣
    野菜は腐らせ、賞味期限切れ
  3. まとめ下ごしらえ
    たまにやる下ごしらえ、多少ラクだけど時短にならず
  4. お役立ちだけ入った冷凍庫
    使いたくない食材だらけで憂鬱な冷凍庫

 

この4つの視点であなたのキッチンの弱点を克服していけば、

がんばらないのに持続する最強の時短を手に入れられます。

 

 

この中でも

時短への一番の近道

キッチンを使いやすく整えることです。

 

一見遠回りに思えるかもしれませんが、

サッと取り出しやすい

整然とした引き出しになれば、

3分間クッキングの先生のように

あなたもお料理をスムーズに

ルンルン気分で作れるようになります。

本当に効果的なのは

「足し算の時短」より

「引き算の時短」

 

あなたの4つのお悩み別に、解決方法がございます。

 

すまーときっちんの【動画de時短講座】なら
隙間時間にスマホで動画を見るだけで、
時短の考え方とすぐに使える時短術が身につきます。

この記事を書いた人【時短アドバイザー 佐藤智実】

時短講座と料理教室の受講生は、働くママを中心に延べ900名を超える。

大手冷凍食品メーカーでワーキングマザー時代を過ごし、育児・家事・仕事の忙しさに悩みながら、家事の時短術を試行錯誤し、「ラクしておいしい」を叶えるアイデアを生み出す。

子連れで通える初心者向け料理教室をスタートし、包丁の持ち方や煮物のコツなど「今さら聞けない料理の悩みが解決できた」とリピーターが多い。

さらにママたちの「忙しい」という悩みを何度も耳にする中で、料理をラクに楽しくするには、キッチン周りを根本から整える必要があることを痛感し、「キッチンの時短講座」を開講。時短アドバイザーとして活動。「料理が楽しくなった」「時間と心にゆとりができた」「子どもにイライラしなくなった」と好評。

 

●電子書籍出版「時間が生まれるキッチンツール

●メディア掲載(『はっぴーママ』お弁当特集「朝10分で作れる冷凍おかず活用の子どものお弁当」/主婦の応援サイトシュフィール「シャイニスタ・インタビュー」

●ラジオ出演(FMかほく「活躍する女性起業家」/FMN1「ナマステスパイス」)

●実績